激動のたけるん史

Q.お前いつも忙しいって言ってね？

A.そうなんですよ。私、なんでか知らないけど関東に来てからずーーーっと忙しくて、全然休めてなかったんですよね。まあまず、「関東に来てから」の経緯をご存じない方が多いと思いますので、本日は僭越ながら私のここ数年の話をさせていただきたいと思います。有益な話はな～んもないので、暇な人か物好きな人だけ読むと良いと思います。自分語り回です。

大学進学の話

兵庫県神戸市に生まれ、何度か引っ越しを繰り返しつつも神戸で育った私は、中高を某私立中高一貫校で過ごしました。現役時代は、地元の神戸大学に進学することに強いこだわりがあり、滑り止めを受験しなかった結果前期も後期も落ちて全落ち。1年間の浪人生活をやむ無くされましたが、両親の勧めもあり関東の大学も併せて受験。奇跡的に1つだけ通った、東京・神奈川にキャンパスを構える某私立大学に進学することになりました。現役の時に受験していても恐らく合格できたと思うので、このときは下らない拘りで1年をふいにしてしまった…などと考えていましたが、後から思い返してみると浪人生活の1年間で得られた人生の経験値はかなり大きかったんじゃないかと思っています。

そんなこんなで、私は19年住んだ神戸の地を離れ、2年前の春から神奈川県で一人暮らしを始めました。

一人暮らしな話

私の母は本当にパワフルな人で、女手1つで私と、7つ下の弟を育て上げてくれました。そんな愛情に甘んじていた部分があり、一人暮らしを始めたとき、「一人で生活を維持するためにはやらなければならないことが毎日毎日こんなにたくさんあるのか」と、衝撃を受けました。毎日洗濯するのがどんなに大変なことだったかを思い知りました。 加えて、大学ではいろんな手続きがあったり、新しく通うゲーセンを探したり、そもそも授業が難しかったり課題があったりと、最初の一ヶ月くらいは充実していながらもせわしない日々を過ごすことになるのでした。もともと一人で過ごす時間が結構好きな性格だったこともあり、慣れていくにつれて徐々にこの生活は楽しくなっていきました。しかし、慣れてきた頃に事件は起きました…

禁断の箱が開いた話

2019年5月10日のお話でした。忘れもしない日です、あの日のことは今でも昨日のことのように思い出されます。


そう、PANDORA BOXXXの最終楽曲、「the EmpErroR」の追加です。もうあれから2年も経つので、詳しいことをご存じない方も少なくないと思うのですが、書き始めるとキリがないのでこのイベントについては別で記事をアップしたいと思います。簡単にまとめると、 ・7クレに1回しか挑戦権のないチャレトラ ・しかも捨てゲー不可 ・最高難易度更新 ↓ クリアしたらその最高難度の曲がさらに「6個」増える
↓
全部クリアしたらさっき更新されたばかりの最高難易度がさらにもう一つ更新される という、本当に世も末みたいな内容でした。良く走りきったな… この時は本当に寝る間も惜しんで永遠にゲーセンにいました。走りきるのに1ヶ月かかったんですが、その間およそ「1000」クレやりました。桁間違ってないですよ、千、せん、thousandです。ありえなさすぎだろ 当然、大学の講義も普通にあります。この1ヶ月は本当にいつ倒れるかみたいな生活をしてしまって、忙しいどころではなかったわけです。ところが、解禁して終わりでは済まなかったのがこのイベントの恐ろしいところで…

禁断の箱が残したものは希望ではなかった話

パンドラの箱が開くと絶望が撒き散らされ、最後にはこの中には希望が残ると言います。6月頃にPANDORA PARADOXのRe:MASTERを解禁して絶望を乗り越えた私に待っていたものは、「7月11日に控えたmaimaiでらっくすの稼働までに、これらの譜面をAPせねばならぬ」というプレッシャーでした。絶望in絶望。おかわり。絶望の徳用セット。勘弁してくれ～～～～～

こちらも先述の記事で詳しく書く予定ですが、結局maimai FiNALEのサービスは9月頭まででらっくすと並行する形で続きました。結局パンドラ白をいつAPしたかと言いますと…


あぶね～wwww1週間も残ってねえ～wwww(確かFiNALEのサービス終了は9/3早朝だったと思います)
そんなわけで、下埋めしたりとかもしてたので、パンドラを走りきってから8月までは結局全力でmaimaiをやる日々が続き、休む間もなかったのでした。7月には大学の試験とかもあったしな！

斯くして、5月～8月まで4か月間にも及ぶパンドラボックスとの戦いは終わりを迎えました。何とか前期試験も乗り切れていたので、少し残った夏休みを謳歌できるかと思われたんですが…

さすがに力尽きた話

ただでさえ慣れない環境に引っ越したばかりだったというのに、いきなり開幕半年こんな無茶な生活をした結果、もともとそんなに元気に溢れていたわけではなかった私の体は限界を迎えてしまったようで、音ゲーの調子が上がらないことはもちろん、大学の方もうまく行かなくなったり、プライベートの方で色々あって精神的にも追い詰められたりと、とりあえず生きることが精一杯みたいな期間が始まってしまいました。これが完全に解消されるまでには1年近くの時間を要することになるんですが、この関東1年目の秋～冬は、なるべく平静を装う努力はしていたつもりですがかなりしんどかったです… そんな時期の中でも私のメンタルを多いに支えてくれた出来事がありました。

KoP2019な話

色々とバグがあるところからスタートして、滑り出しは苦しかったmaimaiでらっくすでしたが、開発陣の皆さんの血の滲むような努力によって、なんとかKoP2019が開催できるところまでたどり着いていました。私は天下一音ゲ祭は第一回に太鼓でエリア出たきりで、受験などとかぶったこともあり以降の天下一には出ていなかったため、maimaiの公式大会に参加するのはこれが初めてでした。KoP2019の話も別で記事にしようと思っているのでここでは軽くお話ししておきますと、10～1月に全国各エリアで予選を行い、各エリア優勝者1名を集めた11名で2月に決勝を行うといった内容でした。最初に実施された関東Aエリアで決勝進出を決め、そのあとは他のエリアの観戦にいったり、急に解説をやることになったり(！？)、サプライズで遠方のエリアに行ったりと、その一つ一つが今も鮮明に思い出される大切な思い出になっています。結果、決勝大会は5位に終わってしまいましたが、この大会は苦しかった時期の頑張るモチベーションにもなりましたし、もっとmaimaiうまくなりたい！と思える良いきっかけになったのでした。

世界的危機の話

上述の決勝大会は2月上旬にJAEPOで開催されたんですが、2020年の2月と言えば… そうです。今もなお続く、新型コロナウイルス感染症、CoVID-19の流行が始まってしまいました。イベント会場で決勝を開催できたのは本当にギリギリで、数週間後には外出自粛要請、1ヶ月後には緊急事態宣言がでて町中が静まり返ることになります。当然その期間は大好きな音ゲーをやることはできず、様々なことをして暇潰しをしていたのですが、自由に行動できる環境が奪われてしまったことに対するストレスは想像に難くなく、なかなか苦しい日々を強いられることになってしまうのでした。ただ、今思い返すとこの時期はこの時期で結構新しいことに挑戦できて良かったかもなぁとは思ってます。ゲーム実況の生放送はなかなか楽しかったなぁ、またやりたいけど時間がなかなかかかるんですよねぇ…

成績がピンチな話

6月になるとある程度外にも出れるようにはなったんですが、先ほど申し上げました通り、1年目の秋は勉強にあまり手がついておらず、その遅れを取り戻すために、夏の試験に向けて勉強にいそしむ日々が始まりました。弊学の履修システムは少し特殊な点が多く、抽選に通らないと履修できない授業が非常に多いため、単位数のために少しハイレベルな授業も履修せざるを得ない状況でした。せっかくゲーセンが開いたと思ったら、めちゃめちゃ勉強することになってそれどころではないのでした。

KoP2020な話

夏休みに入って安心したのも束の間、なんともう1年経ってしまったらしくKoP2020のシーズンが来てしまいました。しかも今回はmaimaiだけではなくCHUNITHM、オンゲキも含めた3機種開催となり、しかもコロナ対策でオンライン予選を通過してエリアに残れる人数も大幅に減少してしまいました。 こちらについては別で詳しい記事を書いてあるのでそちらをご覧いただければと思います。1ヶ月死ぬ気でオンライン予選に取り組み、惜しくもCHUNITHMは落選、しかしながらmaimai、オンゲキの2機種でエリア大会進出権を獲得し、休む間もなくオンゲキのエリア対策をして…という忙しい日々を送るのでした。エリア進出権を得て以降の話はこれもまた別で記事にしようかな！記事にしました。

成績がピンチな話Part2

上記のエリア大会が11月末に開催されて以降、相変わらずピンチな単位を集めきるために年末の試験に向けて勉強漬けの1ヶ月が始まりました。12月はほとんどゲーセンに行けなかったのを覚えています。あげく、正直単位を取りきれたか自信がなくて、3月の成績発表まで留年の恐怖に追われながらもできることはなにもない、また精神的に苦しい時期が始まってしまいます。でもそんな中、またしても私のメンタルを救ってくれたのはあのイベントでした。

KoP2020な話Part2

2回目のKoPは残念ながらmaimai、オンゲキともにエリア大会で敗退となり、決勝への進出権を逃してしまっていたのですが、ありがたいことに決勝大会で解説をしないか？というお誘いを頂き、なんと解説席側に座ることになりました。なんで？？？？ さっきのエリア大会の時の記事でこの話もしようと思っているんですが、この機会は本当に私にとって楽しみなもので、このために辛くても頑張ろうと思えたのでした。maimaiだけではなくオンゲキ、果てはCHUNITHMの解説も任せていただいたので、それをきっかけにオンゲキの13+以下全理論値を取ったり(手違いで1つ抜けてたけど)、CHUNITHMの虹ポゼを獲得したり、今まであまりやってこなかった機種に本気を出すいいきっかけになりました。あまりにもモチベが高すぎたもので、3月の決勝大会まであり得ないくらいオンゲキとCHUNITHMしてしまいました…w

新学期な話

なんとか単位も足りて無事3年生になりましたが、新学期というのはなにかと忙しくなるものです。前年度の授業は全てがオンラインだったんですが、今期からは対面の授業もそこそこ出てきたり、かと思いきや集団感染がでてオンラインに戻ったり、研究会が始まったり、各種手続きがあったりと、わたわたした1ヶ月を過ごしました。

やっと落ち着いた話

そうして時は流れ2021年5月、関東に来て以来2年ぶりにビッグタスクが何もない状態になりました。いやまあ、研究会の研究は進めなきゃいけないですし、免許いつ取ろうかな～とか、来年の就活に向けて説明会行ったりインターン参加したりしたいな～とか、まだまだ単位もバリバリ取らないといけないから勉強も～とか、あるにはあるんですけど、この激動の2年間に比べると大分時間にも心にも余裕があります。また秋になればKoPが始まる…始まってくれると良いな、始まると信じて、今は各機種のんびり地力上げをしております。オンゲキ全理論値見えてきてやる気モリモリ。

これからな話

そんなわけで、今はちょっと時間あるんですよね。なので、「落ち着いたらやりたい」と思ってたことを今後消化していきたいと思ってるんですね。 この記事もその一つです。しかも、この記事の中だけでも、 ・パンドラの話 ・KoP2019の話 ・KoP2020のエリアの話

の3本の記事を書くことが決まってますしね！他にも書きたいネタはたくさんありますし、まだ準備中ですが挑戦したいこともあります。
次は上記3記事ではなく別のことを書く予定です。お知らせ的な記事になるかな？乞うご期待。

ブログは当面は週一更新を目標に更新していきたいと思います。いつまで持つかはなんとも言えないところですが、是非お付き合いいただければと思います。



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