我々はなぜオンゲキが好きなのか【#オンゲキアドカレ 2021】

おはようございます。#オンゲキアドカレ のお時間でございます。

この記事は、ぶちょーさん(@BG_otogame)の企画、
O.N.G.E.K.I. Advent Calendar 2021
、通称オンゲキアドカレの参加記事となります。1日2人ずつオンゲキに関する役立つ記事、面白い記事、一風変わった企画、怪文書などを投稿していきクリスマスを待つものとなっています。私は12/23の枠ですので、もうかなり終盤ですね!
誰かが「ユーザー版譜面部会報」なんて言ってた気がします。その名に違わず、これまでの記事は本当に面白いものぞろいで、ぜひぜひ読んでみることをお勧めします!私も全部読みました。


ちなみに、ぶちょーさんはぼくのツイッターのアイコンを描いてくれた人です。

↑キャラ名しか指定してないのにこの出来。神? もっと見たい人はこちら

「CUE!」という、オンゲキともコラボしたことのあるコンテンツの推しを描いてください!とお願いしてその対価としてAmazonギフト券を渡したところ、それを使ってCUEのアルバムを買ったので全面的に信用しています。

企画自体の説明はここらにして、記事に入っていきましょうか。
先にお詫びなんですが、あんまり細かいこと決めずに書き始めて、しかも7000字書いた上に、忙しすぎて全然推敲できてないんですよね。まとまりのない哲学的な文章になってしまっていますが、あんまり深く考えずにぼけーっと読んでみてください。

そもそも

この記事を読んでいる人は、大部分がすでにオンゲキを好きでプレイしている人だと思います。今日の記事はオンゲキをやる人向けの記事なので、今オンゲキをまだそんなに遊んでいない、あるいはまったく遊んでいない人は、今回の企画の他の記事のおすすめをいくつか紹介しておくので、是非そちらをご覧いただければと思います。






皆さんは、どんなきっかけでオンゲキを始めましたか?
  • キャラが魅力的
  • 筐体が面白そう
  • いろんなが入っている
  • 友達がやってたから
  • maimai、CHUNITHMもやっているので
人それぞれいろんな理由があると思います。たっくさんあるオンゲキの魅力的な要素に惹かれてオンゲキの世界に足を踏み入れたことかと思います。
では、オンゲキを始めたあなたは、なぜオンゲキを継続してプレイし続けているのでしょうか?オンゲキには、始めなければわからない魅力もたくさんあります。
  • コラボが豊富
  • 譜面が面白い
  • BP、テクチャレなどのやりこみ要素
  • ランキングで上に立つ喜び
  • カードを印刷して集める
あなたは、なぜオンゲキを始め、どうして好きになりましたか?人それぞれ、いろーーんなきっかけと理由があると思います。
ぼくは、maimaiとCHUNITHMをもとから遊んでいたので自然な流れで稼働日からプレイし、操作感の独特な面白さにハマり、その後理論値を埋めるのが大変で一度は離れてしまいましたが、REDでKoPをきっかけに復帰、その後全曲埋めなおして譜面の面白さに引き込まれ、またオンゲキのことが好きになりました。

ここまで読んで、皆さん「自分がなぜオンゲキが好きなのか?」を簡単に振り返っていただけたかと思います。では、次の話に入っていきましょう。

ゲキチュウマイ3機種やってきた目で言うと…

ぼくはmaimaiは8年前、CHUNITHMは6年前から、今も継続して遊んでいます。もちろんその中で多くの人と出会い、多くの「maimaiが好きな人」、「CHUNITHMが好きな人」と一緒に遊び、関わってきました。本当にたくさんの人を見てきましたし、いろんな話をしました。そして、「オンゲキが好きな人」ともまた、この1年で多くの関わりを持ってきました。本当にありがたいことです。ありがとうございます。
そしてその中で、ある一つの気づきを得ました。

「オンゲキ好きな人、オンゲキ好きすぎじゃね?」

他2機種と、あるいはBEMANIシリーズなど他社音ゲーや音ゲー以外のゲームと比べて、オンゲキが好きな人の「オンゲキ愛」は目を見張るものがあると思います。この企画の25枠が爆速で埋まり、そのあと増設された25枠も爆速で埋まったことはその象徴ともいえますよね!おそらく、この記事を読んでいる人も多くがそう感じていることかと思います。あるいは、「自分オンゲキ好きすぎだろ」と思った方も少なくないかと思います。
なんとなく漠然とそんな気はします。するんですけど、じゃあなんでオンゲキが好きな人はオンゲキが好きなんでしょう?

自分の話

ぼくは先述の通り、チュウマイをプレイしていたことから、ごく自然な流れでオンゲキを始めました。ぼくの中でオンゲキに手を出すのは「当たり前」だったのです。ですが、多くの人はそうではないと思います。では、人があるゲーム、あるいはコンテンツ・IPに興味を持ち、手を出そうと思うきっかけは何でしょうか?それを考える上で、一つ自分語りを挟みたいと思います。読むのめんどくさい人はこの章の最後に要約を置いておくのでそこだけ読んでもらえると。

ぼくは、いわゆる「ソーシャルゲーム」が結構苦手でした。かつてのパズドラは学校のみんなが遊んでいたので長続きしましたが、それ以外は何を入れても長続きせず。
同じことの繰り返しに飽き、新しいゲームを入れても「あ、これはあのゲームと同じタイプのやつね。」と考えてしまい、どうしても引きこまれませんでした。
でも、スマホを触っている間暇だとは常々感じており、何かハマれるゲームがあれば…とずっと思ってはいました。そんなことを考えていたある日、自分の考えを大きく変えてくれるゲームに出会うことになります。

時は2019年10月25日、「CUE!-see you everyday-」というスマホ向けアプリがリリースされました。新規IPとしてリリースされたこのゲームは、16人の新人声優の女の子たちが成長していく過程を描いたストーリーを中心に、豊富な種類のカード収集と育成、それらを駆使した編成によるハイスコア狙い、キャラクターたちが演じるミニアニメの視聴など、令和時代にしては珍しい、「ポチポチゲー」でした。

普段のぼくならきっと見向きもしなかったゲームだと思います。でも、同じくソシャゲ嫌いだったとある友人が、リリース前日からめちゃめちゃやる気を出していたのを見て、「あの人がやるなら」と、軽い気持ちでインストールしてみました。面白くなければすぐ消せばいいしね。
最初はキャラにも全然惹かれませんでした。ストーリーも、よくあるアイドル・声優ものだと思いました。でも、幸いにもゲームそのものは結構負担が軽くて、しかもポチポチゲーだからオンゲキの選曲時間とかでも進められたので、なんだかんだ続けてたんですね。

だらだらとでも続けていると、必然的にストーリーも読むことになります。石集めのために読み飛ばすことができない性格なので、面倒だと思いつつも読んでみます。すると、だんだんキャラクターにも興味がわいてきました。キャラクターに興味がわいてくると、今度は「そういえばこの子たちは声優だけど、中の声優さんは「声優を演じている」のか?」という考えが浮かんできました。そこから、中の声優さんにも興味がわいてきました。

すると、どうやら中の声優さんもみんな、新人さんばかりであることがわかりました。一部新人さんでない人もいるのですが、そういう人が演じるキャラクターは「元子役」みたいな設定があったり…!そして、皆共通して、自分が演じているキャラクターのことが「目標」であり、「憧れ」であり、「相棒」であり、そしてそんなキャラクターのことが本当に大好きなんです!

↑ぼくのアイコンのキャラである「天童悠希」ちゃんの声優、鷹村彩花さん(通称:やかんちゃん)のキャラ誕祝いツイート。本当に好きなのがひしひしと伝わってきます…!あと超顔が良い

そういったことを調べていくうちに、どうやらこの作品に関わっている人たちは、「みんなこの作品のことが本当に好き」なのでは?という考えに至ります。そう思ったころには、気づけばもう自分もこの作品の虜になっており、「CUEのことが大好きだ」と自信を持って言えるようになっていました。

CUEそのものの魅力は語りだすとキリがないのでここらにしておきます。もっと知りたい人は、今回のアドカレでオンゲキの記事に擬態してCUEの記事を書いた人がいるのでそちらを読んだり、


再来週、1月7日からアニメが放送されるのでそれを見たり、


アルバムを聴いたり(サブスクあるよ!)、


あとはぼくに聞いたり、新アプリがリリースされたら遊んだりしてみてください(ゲームは今年の4月に「このままだと面白くならない」という理由でサービス終了しており、新アプリの制作が進行中。この決断も愛の表れですよね)。いずれ、CUEに関しては「ガチプレゼン企画」を予定しており、新アプリリリースが近づいてきたらそれに合わせてYoutubeで本気のプレゼンを皆さんにお届けする予定です。良かったらチャンネル登録しといてください。


要は簡単にまとめると、

「その作品のことを好きな人が」
「愛を込めて作っていることが」
「ユーザー視点で簡単に感じ取れた」

のが自分の心に突き刺さったようです。今他に好きなコンテンツがある人は、自分のコンテンツに当てはめて考えてみてください。結構合ってそうな気がしませんか?
オンゲキが好きな人の中には、「Re:ステージ」が好きな人が多いですよね。あのコンテンツも同じような気がしています。自分はまだアニメ見たくらいであまり触れられていませんが、いつかもっと深く触れたいと思っているコンテンツの一つです。こちらも今回のアドカレでオンゲキの記事に擬態してリステの記事を書いた人がいるのでそちらを読んで見たりするといいと思います。



さりげなくCUEの宣伝を挟むのに成功したところで(諸説あり)、要約しておきましょう。


【読み飛ばした人向け】
  • CUE!ってのに触れる機会がありました
  • 色々見てくうちに、「関わってる人みんな作品が大好きだ」と気づきました
  • それが自分に伝わったことでドハマりしました
  • Re:ステージってやつも同じ匂いがするので気になる

やっと本題

さて、思い返してみると、なんでこんな話になったんでしょうか。上のほうからコピペしてくると…

「では、人があるゲーム、あるいはコンテンツ・IPに興味を持ち、手を出そうと思うきっかけは何でしょうか?」

先ほどのCUEの話は、自分がたまたま触れたコンテンツに対して、どうしてドハマりしたのかの話でしたよね。では、この問いに対する答えは一体どこにあるんでしょうか。

前章の最後で、「リステも同じようなものだ」と、引き合いに出してみました。ぼくは2年前にリステを勧められたことがあるのですが、ゲームがあまり面白いと思えず、その場でバッサリと切り捨ててしまいました。では、ぼくはなぜ今リステのアニメを履修済みで、願わくばもっとリステというコンテンツに触れたいと思っているのでしょうか?
それは他でもなく、
「リステが大好きな人をたくさん見たから」
だと思います。自分がCUEのことを好きになったのと同じように、リステのことを好きな人がたくさんいるなら、きっと好きになれるだろうと、そう思ったのです。全面的に信用しているぶちょーさんがハマってるってのもある
僕はこの好きな人が好きな人を作るループこそがそのコンテンツを好きな人を増やし、そのコンテンツを好きになっていく本質だと思っています。一番最初にうまくユーザーをつかめるかどうかはまた別の話ですし、それにあっさり答えが出ちゃうならゲームを作る人たちは誰も苦労してないはずなのでそこには今回は触れませんが、皆さんがいろんなきっかけでオンゲキを知り、好きになっていること、それこそが新たなるオンゲキファンを作り続けているのではないでしょうか?


着地点決めずに書き始めた割にはいい感じになったな

結局何が言いたかったん?

唐突ですが、皆さんは「オンゲキを作っている人たちはオンゲキが好きだと思いますか」
ぼくは「【自称】世界一maimaiが好き」なんですが、人生で一度だけ、2年半前にmaimaiで「PANDORA BOXXX」というイベントが開催されたときに、そのあまりにも苦しい解禁条件を見てmaimaiのことが嫌いになりそうになったことがあります。ユーザーを苦しめたいんじゃないかと思ったからです。でも、よくよく考えてみたら、

自分がこんなに好きになったゲームを作った人たちが、そんなことをするだろうか?

と、冷静になって考え、立ち止まることができました。ぼくは「曲を解禁すること」ではなく、「maimaiで全身を使ってリズムに乗ること」が好きだったのだと気づくことができました。

冒頭にも書いた通り、ぼくは初日からオンゲキを遊んで、しかも楽しいと思ったにもかかわらず、PLUS~SUMMER PLUSまではほとんどプレイしていませんでした。それは、どうやらぼくが楽しいと思っていたのは「オンゲキというゲームそのもの」ではなく、「理論値が埋まること」だったようで、みんなが(おしゃまとAi Novが最難関だったころの)全理論値を達成していく中、自分だけがずっとAi Nov理論値出せないことに嫌気がさしてしまったんだと今なら思えます。
RED PLUSで判定調整Bが追加されたことでぼくは快適に理論値が埋められるようになり、心からオンゲキを楽しめるようになりました。あの時、無理に続けていたら、今こんなにオンゲキを楽しめていないと思います。

もしかしたら、指押しを要求される難しい譜面が増えたことで、上位曲がつまらないと感じている人がいるかもしれません。でもそれは、譜面がつまらないのではなく、「スコアが出ないこと」がつまらないのかもしれません。
もしかしたら、BPのシステムが変わったことで、何度も埋めなおすのが辛いと感じている人がいるかもしれません。でもそれは、BPのシステムが嫌なのではなく、「ランキングが下がること」が辛いのかもしれません。
もしかしたら、DDAの登場やイベントの連発で、集金しすぎだと思っている人がいるかもしれません。でもそれは、お金をかけるのが嫌なのではなく、「自分のキャパを超えること」が怖いのかもしれません。

すでにこのアドカレの記事で取り上げている人はいますが、オンゲキには「譜面部会報」という譜面ボーイズからのメッセージがあります。


ぼくは、オンゲキを作っている人たちは「オンゲキが大好き」だと思います。きっと、みんなが少しでも楽しめるようにと願ってアップデートを行い、譜面を作っていると思います。

しんどい時は離れてもいいと思います。疲れた時には、「オンゲキが何で好きなのか?」をのんびり考えてみる時間もいいんじゃないでしょうか?
皆さんが心の底からオンゲキを楽しんで、それを見た人がどんどんオンゲキを好きになっていって、オンゲキがこれからもどんどんどんどん盛り上がっていくといいな!と思い、筆を執った次第です。

ものは考えようってことですな!
この記事に「明確な答え」はありません。これを読んで、皆さんが何を思ったかも人それぞれだと思います。でも、もしかしたらこの記事が、よりオンゲキを楽しむためのマインド形成に少しでも役に立つかもしれない。そう願って、この記事を締めさせていただきます。

これからもオンゲキ、楽しんでいきましょう!!
あとよかったらCUEのアニメも見てください。

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